◇黒猫『ジジ君』保護までの経緯と迷子捜索で思うこと◇ - 2015.12.01 Tue
◆12月のお休み◆ ※毎週火曜日、第1・3水曜日定休
1日・2日、8日、15日・16日、22日、29日となります。
◇年末年始のお休みのお知らせ◇
12月31日(木)~2016年1月3日(日)⇒休業
1月4日(月)より通常営業いたします。
こんばんは、calm店主ですm(__)m
5ヶ月半の迷子から無事にお家に帰ることが出来た黒猫のジジ、すっかり落ち着きを取り戻しています。
先日、ジジに会うことが出来ました。
写真でしか知らなかったジジの頭を撫でて、スリスリされて、体温を感じて、声を聞いて…ほんまにほんまに良かったと。。。
お帰り、ジジ!! やっと会えたね!!

発見から保護までの経緯を、ジジ発見者のボランティアさんから伺いました。
それはそれは臨場感溢れる素晴らしい超大作メールでしたが、全てを掲載するには個人情報満載(笑)のため、若干修正などしました。
当初聞いていた内容と違っている部分もありますが、ご容赦くださいm(__)m
そして、迷子捜索について思うことを追記しました。
長くなりますので、お時間許せばご覧ください。
***********************
20日(金)17時頃、発見者のSさん(ボランティアさん)は、発見現場近くのスーパーへリサイクルごみを捨てに行きました。
近くまで来た時、大鳴きする猫さんの声を聞きます。
スーパー近くの病院の室外機の上で大鳴きする黒猫さんを確認。
道行く方々、病院の方々、みんなが見るほどの大絶叫で、病院の方曰く「初めて見る猫だ」と。
空腹なのか、不安なのか、とにかく助けを求めるように鳴くので、どこかの飼い猫さんがうっかりお家から出てしまい困っていると思ったそうです。
実はSさん、この時点でこの子がまさかジジだとは思っていなかったそうです^^;
交通量の多い危険な通り沿い、大人猫さんの保護は色々悩ましい…などと思いながらも、やはり目の前の子を放置することはできず、保護することにしたそうです。
しかし何も準備もなく、ボラ仲間さんにキャリーを依頼、黒猫さんを見失わないようにしていたそうです。
その間、怪我はないかと心配し魚肉ソーセージ(笑)を差し入れする方もあったり^^;
そうこうしているうちに、黒猫さんは車を急停車させてSさんをヒヤヒヤさせながら通りを横断、近くのドラックストアへ移動、更に移動を続け見失ってしまいます。
ボラ仲間さんとまた夜に改めて見に来よう、となったそうですが、ここからがSさんが起こしたミラクル!!
やはり気になって、ドラッグストアまで戻ると、そこに一生懸命“猫缶”を舐める黒猫さんが!!
近くにいた方(間違いなく猫好きさん)が常に携帯している猫缶をあげてくれていたそうです。
この方のお話では、この黒猫さんに会うのはその週で2回目、それまでは見かけることはなかったそうです。
別の場所から移動してきたようですが、逸走場所から4~500m圏内、本当に近くを彷徨っていたことは確かです。
キャリー持参のボラ仲間さんと合流し、Sさんが捕獲用ゴハンを買いに走っている間、ボラ仲間さんが残った“猫缶”でキャリーの中に誘導したら、なんと自らinしてしまった黒猫さん、あっさり御用となったのでした(-▽-;)
なんとSさん、ここでもまだこの子がジジだとは思っていませんでした(笑)
ご自宅へ戻り、別のボラ仲間さんに黒猫さん保護の報告をしたところ「もしかしてその子はジジじゃないか!?」と!!
よくよく確認すると、小柄、男の子、未去勢、尻尾の先がへの字のカギ尻尾!!!!!
ここでやっと飼い主さんに連絡、ジジらしい子が保護されたと私にも連絡がありました。
そして翌日、Sさん宅にてご対面、更にご家族に確認して頂くため飼い主さんのご自宅へ移動しました。
そして!!
その子は正しくジジでしたヽ(;▽;)ノ!!!!!!
その後については、先日ご報告した通りです。
Sさん、ジジ迷子の件はずっと以前からご存知でしたが、まさかご自身がすぐ近所で遭遇するなどとは夢にも思わず。。。
そりゃごもっともです(~。~;)
しかし、夜に改めて出直していたら…結果は全く違ったものになっていたと思います。
一度見失っても“なんだか気になって”戻った感覚は、Sさんだったから、と私は思っています。
以上がジジ発見から保護までの経緯になります。
Sさん、ほんまにお手柄でした(T▽T)!!
保護5日目のジジ。
思いっ切り甘えちゃってます(*´▽`*)

もう2度と迷子になったらアカンでー(T▽T)
***********************
■猫café calm■
豊中市中桜塚2-31-35 アナミ中桜塚B102
☎06(6868)9337
□営業時間 月・水~金 12:00~19:00(最終受付18:00)
土日・祝祭日 13:00~19:00(最終受付18:00)
□定休日 毎週火曜日・第1、3水曜日(祝祭日の場合翌日定休)
全国の猫カフェさんのブログがたくさん♪
calmも猫カフェブログランキングに参加しています♪
“1クリック”頂けると励みになります!!
↓↓↓

にほんブログ村

にほんブログ村
迷子捜索で思ったこと、思うこと。
まだまだたくさんの迷子たちがいると思います。
ご家族も必死で探されていると思います。
どうか決して諦めずに動いて、強く願えば、きっと繋がると私は思います。
以前迷子になった、蛍池のあつし君も、服部寿町のはちちゃんも、服部霊園のシド君も、今回のジジも、飼い主さんは諦めませんでした。
そしてみんなちゃんとお家に帰ることが出来ました。
諦めるのはいつでも出来ます。
でも猫さんは人間が思うより逞しくて、強くて、飼い主さんが諦めずにいれば、きっとどこかで繋がることを待っています。
これは実体験です。
私自身が関わった迷子捜索で学んだことがあります。
捜索はひとりでは本当に心身共に限界があるので、助けてくれる人が周りにいてるなら甘えて良いと思います。
助ける側も無理のない範囲で良いと思います。
飼い主さんの居ても立っても居られない気持ちは痛いほどわかります。
毎日捜索するのなら、疲れてしまわない程度に、いざという時すぐ動けるように余力を残すのも大事だと思います。
しんどい時は休んで良いと思います。
気持ちの持ちようもちょっとしたことで保てます。
ジジの夜回り捜索中、結構な広範囲を歩き回り「今日の場所は無駄足だったのかな」と思い、気分が沈む時もありました。
でも戻った場所で偶然黒猫さんを見たりもしました。
その日そこまで足を延ばさなければ、もし違うエリアを歩いていたら、戻る時間も変わっていました。
結局その子はジジではありませんでしたが、黒猫さんを見つけただけでも収穫です。
気持ちも上がります。
実際の捜索で頼りになるのは、地域の保護団体の方々、餌やりさんのネットワークです。
特に餌やりさんは地域の猫たちを把握されているので、多くの餌やりさんとコンタクトを取るとよいと思います。
地域でTNR活動をしている保護団体の方も、餌やりさんと繋がっていらっしゃることが多いので力になってくれます。
飼い主さんが充分注意していれば大事な家族は迷子になることはないと思います。
捜索の大変さを、つらさを、経験する必要などありません。
大事な家族を守れるのは飼い主さんだけです。
それでも迷子にしてしまったら、一緒に探してくれる仲間がきっといます。
諦めず、可能な限り周りの力を借りて、捜索を続けてください。
捜索が長期化してしまったら、時々休みながらでもいいので、どうか諦めないでください。
私はただの猫好きで、どんな子でも愛おしくて、もし自分の猫たちが…と置き換えて考えてしまうから動くだけです。
迷子の家族たち、みんな無事にお家に帰れることを祈っています。
心から。
1日・2日、8日、15日・16日、22日、29日となります。
◇年末年始のお休みのお知らせ◇
12月31日(木)~2016年1月3日(日)⇒休業
1月4日(月)より通常営業いたします。
こんばんは、calm店主ですm(__)m
5ヶ月半の迷子から無事にお家に帰ることが出来た黒猫のジジ、すっかり落ち着きを取り戻しています。
先日、ジジに会うことが出来ました。
写真でしか知らなかったジジの頭を撫でて、スリスリされて、体温を感じて、声を聞いて…ほんまにほんまに良かったと。。。
お帰り、ジジ!! やっと会えたね!!

発見から保護までの経緯を、ジジ発見者のボランティアさんから伺いました。
それはそれは臨場感溢れる素晴らしい超大作メールでしたが、全てを掲載するには個人情報満載(笑)のため、若干修正などしました。
当初聞いていた内容と違っている部分もありますが、ご容赦くださいm(__)m
そして、迷子捜索について思うことを追記しました。
長くなりますので、お時間許せばご覧ください。
***********************
20日(金)17時頃、発見者のSさん(ボランティアさん)は、発見現場近くのスーパーへリサイクルごみを捨てに行きました。
近くまで来た時、大鳴きする猫さんの声を聞きます。
スーパー近くの病院の室外機の上で大鳴きする黒猫さんを確認。
道行く方々、病院の方々、みんなが見るほどの大絶叫で、病院の方曰く「初めて見る猫だ」と。
空腹なのか、不安なのか、とにかく助けを求めるように鳴くので、どこかの飼い猫さんがうっかりお家から出てしまい困っていると思ったそうです。
実はSさん、この時点でこの子がまさかジジだとは思っていなかったそうです^^;
交通量の多い危険な通り沿い、大人猫さんの保護は色々悩ましい…などと思いながらも、やはり目の前の子を放置することはできず、保護することにしたそうです。
しかし何も準備もなく、ボラ仲間さんにキャリーを依頼、黒猫さんを見失わないようにしていたそうです。
その間、怪我はないかと心配し魚肉ソーセージ(笑)を差し入れする方もあったり^^;
そうこうしているうちに、黒猫さんは車を急停車させてSさんをヒヤヒヤさせながら通りを横断、近くのドラックストアへ移動、更に移動を続け見失ってしまいます。
ボラ仲間さんとまた夜に改めて見に来よう、となったそうですが、ここからがSさんが起こしたミラクル!!
やはり気になって、ドラッグストアまで戻ると、そこに一生懸命“猫缶”を舐める黒猫さんが!!
近くにいた方(間違いなく猫好きさん)が常に携帯している猫缶をあげてくれていたそうです。
この方のお話では、この黒猫さんに会うのはその週で2回目、それまでは見かけることはなかったそうです。
別の場所から移動してきたようですが、逸走場所から4~500m圏内、本当に近くを彷徨っていたことは確かです。
キャリー持参のボラ仲間さんと合流し、Sさんが捕獲用ゴハンを買いに走っている間、ボラ仲間さんが残った“猫缶”でキャリーの中に誘導したら、なんと自らinしてしまった黒猫さん、あっさり御用となったのでした(-▽-;)
なんとSさん、ここでもまだこの子がジジだとは思っていませんでした(笑)
ご自宅へ戻り、別のボラ仲間さんに黒猫さん保護の報告をしたところ「もしかしてその子はジジじゃないか!?」と!!
よくよく確認すると、小柄、男の子、未去勢、尻尾の先がへの字のカギ尻尾!!!!!
ここでやっと飼い主さんに連絡、ジジらしい子が保護されたと私にも連絡がありました。
そして翌日、Sさん宅にてご対面、更にご家族に確認して頂くため飼い主さんのご自宅へ移動しました。
そして!!
その子は正しくジジでしたヽ(;▽;)ノ!!!!!!
その後については、先日ご報告した通りです。
Sさん、ジジ迷子の件はずっと以前からご存知でしたが、まさかご自身がすぐ近所で遭遇するなどとは夢にも思わず。。。
そりゃごもっともです(~。~;)
しかし、夜に改めて出直していたら…結果は全く違ったものになっていたと思います。
一度見失っても“なんだか気になって”戻った感覚は、Sさんだったから、と私は思っています。
以上がジジ発見から保護までの経緯になります。
Sさん、ほんまにお手柄でした(T▽T)!!
保護5日目のジジ。
思いっ切り甘えちゃってます(*´▽`*)

もう2度と迷子になったらアカンでー(T▽T)
***********************
■猫café calm■
豊中市中桜塚2-31-35 アナミ中桜塚B102
☎06(6868)9337
□営業時間 月・水~金 12:00~19:00(最終受付18:00)
土日・祝祭日 13:00~19:00(最終受付18:00)
□定休日 毎週火曜日・第1、3水曜日(祝祭日の場合翌日定休)
全国の猫カフェさんのブログがたくさん♪
calmも猫カフェブログランキングに参加しています♪
“1クリック”頂けると励みになります!!
↓↓↓

にほんブログ村

にほんブログ村
迷子捜索で思ったこと、思うこと。
まだまだたくさんの迷子たちがいると思います。
ご家族も必死で探されていると思います。
どうか決して諦めずに動いて、強く願えば、きっと繋がると私は思います。
以前迷子になった、蛍池のあつし君も、服部寿町のはちちゃんも、服部霊園のシド君も、今回のジジも、飼い主さんは諦めませんでした。
そしてみんなちゃんとお家に帰ることが出来ました。
諦めるのはいつでも出来ます。
でも猫さんは人間が思うより逞しくて、強くて、飼い主さんが諦めずにいれば、きっとどこかで繋がることを待っています。
これは実体験です。
私自身が関わった迷子捜索で学んだことがあります。
捜索はひとりでは本当に心身共に限界があるので、助けてくれる人が周りにいてるなら甘えて良いと思います。
助ける側も無理のない範囲で良いと思います。
飼い主さんの居ても立っても居られない気持ちは痛いほどわかります。
毎日捜索するのなら、疲れてしまわない程度に、いざという時すぐ動けるように余力を残すのも大事だと思います。
しんどい時は休んで良いと思います。
気持ちの持ちようもちょっとしたことで保てます。
ジジの夜回り捜索中、結構な広範囲を歩き回り「今日の場所は無駄足だったのかな」と思い、気分が沈む時もありました。
でも戻った場所で偶然黒猫さんを見たりもしました。
その日そこまで足を延ばさなければ、もし違うエリアを歩いていたら、戻る時間も変わっていました。
結局その子はジジではありませんでしたが、黒猫さんを見つけただけでも収穫です。
気持ちも上がります。
実際の捜索で頼りになるのは、地域の保護団体の方々、餌やりさんのネットワークです。
特に餌やりさんは地域の猫たちを把握されているので、多くの餌やりさんとコンタクトを取るとよいと思います。
地域でTNR活動をしている保護団体の方も、餌やりさんと繋がっていらっしゃることが多いので力になってくれます。
飼い主さんが充分注意していれば大事な家族は迷子になることはないと思います。
捜索の大変さを、つらさを、経験する必要などありません。
大事な家族を守れるのは飼い主さんだけです。
それでも迷子にしてしまったら、一緒に探してくれる仲間がきっといます。
諦めず、可能な限り周りの力を借りて、捜索を続けてください。
捜索が長期化してしまったら、時々休みながらでもいいので、どうか諦めないでください。
私はただの猫好きで、どんな子でも愛おしくて、もし自分の猫たちが…と置き換えて考えてしまうから動くだけです。
迷子の家族たち、みんな無事にお家に帰れることを祈っています。
心から。
スポンサーサイト
● COMMENT ●
トラックバック
http://calm222.blog134.fc2.com/tb.php/2072-1ff611ed
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)